専照寺だより

干し柿

毎朝歩く道路に、一本の柿木があります。最近になり、柿の実が色鮮やかな橙色になってきました。鳥たちに食べられていない事から、おそらくは渋柿だと思われます。

私の実家にも何本かの柿木があり、今は亡き祖母が、一つ一つ皮をむいて軒下にぶら下げ、干し柿にしていたものでした。

子どもの頃には、あちらこちらの家の軒下に柿が干されているのをよく見かけていましたが、最近ではあまりみかけませんね。

お参り先のお宅でも柿木をあまり見かけないため、柿木を育てている家庭が少なくなってきているのでしょう。さらに、皮をむいたり、軒下に吊るす手間を考えると、お店で商品を買った方が楽だったりもします。

もちろん祖母も手間がかかったことでしょう。けれど自分が作ったものを家族に食べてもらいたいという想いで作っていたはず。当時はそんな事とは露とも知らず、あまり口にしなかったような・・・もう、実家では干し柿が吊るされることは無くなりました。

ですので、軒下に干し柿が吊るされているのを見ると・・優しかった亡き祖母を思い出す事です。

 

 

 

 

 

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