専照寺だより

分骨

先日、お参りに行った時のお話で、「両親の意向もあり、遺骨を田舎のお墓に納めることになりました。しかし、遠方なので中々お参りに行けません。息子もこちらで働いているので、将来の事も含め、こちらでもお墓を考えていますが、“分骨はいけない”と言われたのですが・・・?」

「分骨してはいけない」と思われている人が確かにいるようです。分骨することによって亡き人の<身が裂かれて>バラバラになり、亡き人が苦しむと言うのです。これは遺骨そのものを亡き人と見てしまう執らわれの結果です。

お釈迦様のご遺骨(仏舎利)は、お釈迦様を敬い慕う各国の人々によって八つに分骨され、それぞれの国に持ち帰って仏舎利塔が建立されています。そこからまた、さらに分骨されて八万四千の仏舎利塔が建てられたと言われています。それだけ、お釈迦様のご遺徳を慕い、教えを信じ喜ぶ人々が多かったと言うことです。

こうしたお墓の原点を考えれば「分骨してはいけない」と言う発想は出てこないのではないでしょうか。分骨によって仏縁が増えればむしろ喜ばしいことですよね。  南無阿弥陀仏・・・

 

 

 

専照寺では、すべての納骨所において宗派問わず、永代供養しております。

費用は永代使用冥加金として

屋上納骨所 140 万円、普通型 130 万円、

中型 70 万~80 万円、小型 30 万~40 万円、永代棚  20 万円、

維持・管理費不要、見学随時受付中!!

改葬・墓じまい等のご相談も随時受付中!

兵庫県神戸市北区でお墓・納骨堂・永代供養のお寺なら[専照寺](浄土真宗 本願寺派)820

 

ページトップ