明日から３月ですが、一昨日には雪がちらついていたりと、専照寺のある神戸市北区ではまだまだ寒い日が続いております。

暖かくなったり寒くなったり…本格的な春になるのはもう少し先の様です。

この時期になるとテレビ等で「三寒四温」という熟語を目にします。

「気圧の影響で寒い日が三日続いた後に、暖かい日が四日続く」という一週間程の規則的な周期を表した言葉だそうですが、本来は中国や朝鮮半島で“冬”に使われるもので、日本にはほぼ当てはまらないらしいのですが。

日本の冬は基本的に寒い日がずっと続くので本来の意味とは異なりますが、気温の安定しない春先に使われるようになったそうです。

土地や時代が変われば用途が変わってくるもの「火鉢」もそのひとつでしょうか…。

本来の用途は暖房器具ですが、同じ「鉢」繋がりで金魚鉢や植木鉢、はたまた傘立てにも使われているようです。生活の知恵を感じますね。

言葉や物も本来の意味、用途を知る事で勉強になります。

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