「四苦八苦」。どなたでも聞いた事も使った事もあるであろうと思われる有名な四文字熟語ですね。おそらくほとんどの場合「散々な苦労をする」といった意味で使われているのではないでしょうか。

実はこの言葉はお釈迦様の語られた、人が生きる上で逃れられない苦しみをまとめたものなのです。「生・老・病・死」の４つが根幹としてあり・・・語れば長くなるので割愛しますが、更に「愛する人との別れ・嫌いな人と会う・欲しい物が得られない・心身から生じる苦しみ」の４つを加えて「四苦八苦」となるわけですね。

こうして見ると誰にでも心当たりがあるのではありませんか？そして誰にでも当てはまるからこそ真理として使われてきたのですね。

他にも日常的に使われている言葉には仏教由来のものが沢山ありますから、気になる言葉があれば調べてみると面白いかもしれませんね。

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