専照寺だより

秋の嗅覚

一雨ごとに寒くなり、秋の深まりを感じるようになりました。

キンモクセイの花もおわり、あのかぐわしい香りがなつかしいなと専照寺の境内を歩いていたところ、自販機の裏手からまたあの甘い香りが風に乗って流れてきました。

 

ヒイラギモクセイ

 

こちらは「ヒイラギモクセイ」と言う木です。ヒイラギとギンモクセイの雑種の木で、ヒイラギの葉のトゲトゲ、ギンモクセイの白く小さい花、ふたつの品種の特徴が良く出た木です。花期もギンモクセイの9-10月、ヒイラギの11-12月、2つの木のちょうど中間辺りの10月ということでおもしろいですね。

お寺にあるキンモクセイの香りと比べてみると、このヒイラギモクセイの香りは少し爽やかな感じ。私はどちらかと言えばヒイラギモクセイの香りの方が好みでしょうか・・・。

「味覚の~」と言われる秋ですが、嗅覚の方も満足させてくれる秋は私は好きですね。

 

 

 

専照寺では、すべての納骨所において宗派問わず、永代供養しております。

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