専照寺だより

勤行

先日、中陰参りに伺うと、中陰壇の横のお仏壇が閉まっていました。おそらく、お勤めは遺骨の前で行い、そのお経が追善回向になると思っているのでしょう。

一般的には死後四十九日間は、死者の行くべき次の世界(地獄や天界などの六道)が決まらず、七日ごとに冥界の裁判官による審理が行われると言います。その裁判の日の前に法要を勤め、「よい世界」に行ってもらいたいというのが追善の考え方です。

しかし、浄土真宗では、阿弥陀様のはたらきによって、亡き人は死後ただちにお浄土に生まれ、追善の必要がない仏様になっておられます。仮に、まだ迷っているとしても、私たち凡人に善を振り向けてよりよい世界に行かせられる能力は何一つないのです。お浄土に生まれさせることができるのは、阿弥陀様しかおられませんから。

どんな時でも仰ぐべきは南無阿弥陀仏・・・阿弥陀様です。

お仏壇の前でお勤めするのはそういう気持ちからなので、スペースがあるなら、中陰壇はなるべくお仏壇の前に設けるようにした方がいいですね。

 

 

 

 

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