先日、母の誕生日を迎えました。プレゼントを用意してお祝いし、話をしていた時、ふと、あぁ耳が遠くなったな、と思いました。体調が悪くてもあまり表に出さず、家族に心配させまいと(あと、病院嫌いなのと・・・)、ぎりぎりまで耐える人である母は、いつもマイペースで、小言が多い・・・笑。つい耳を塞いでしまうこともあるのですが、その小言は、私や父へ、自分がいなくなった時にも問題なく家のことが出来るようにという、心配と愛情からくるものであるのだろうと思います。

生きている限り、いつかは別れがくるものです。そして、それが数年後なのか数週間後なのか明日なのか、誰にもわからないことです。家族であれば、それが年の順番ということでもなく、いつ何があってもおかしくはありません。それが、私たちの生きる世界です。

今一緒に過ごすこの時・・それがどれほど貴重な時間であるかということに改めて気づき、大切に過ごしたいと思うことでした。

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