専照寺だより

自分の基準

いつからでしょう、自分の好きな物を堂々と言えず、万人共通であろうとするのは・・・。

専照寺で出会った1人の少女から学んだことがあります。ある日彼女は、枝垂れ梅の木の下に座り込み、じっと地面とにらめっこしておりました。真剣に見つめる先には、黒く小さいうごめく物体が…「何を見ているの?」

きっと、そう話しかけた私はとても不思議そうな顔をしていたと思います。

「蟻を見ています。わたし蟻が大好きなんです!」そう言って満面の笑みを向ける彼女「蟻ってとても可愛いから、ずっと見ていられます。特に大きな蟻が好きで、沢山の蟻の姿を絵に描いたり…」と一生懸命に話してくれました。そして「可愛いと思いませんか?」と屈託のない笑顔の彼女に、正直に答えなければと思いました。

「ごめんね、私には分からないけれど、好きなんだね。」彼女はにっこりと笑い、また蟻に目を輝かせていました。自分の好きなものを、これだけ堂々と言ってのける彼女を凄いと感じるのは、おそらく私だけではないでしょう。他人の目、他人の価値観など関係なく、好きなものくらい堂々と言ったらいいじゃないか!・・・そう彼女が教えてくれたような気が致します。

好きなものに良いも悪いも上も下もない…そういうことなのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

専照寺では、すべての納骨所において宗派問わず、永代供養しております。

費用は永代使用冥加金として

屋上納骨所 140 万円、普通型 130 万円、

中型 70 万~80 万円、小型 30 万~40 万円、永代棚  20 万円、

維持・管理費不要、見学随時受付中!!

兵庫県神戸市北区でお墓・納骨堂・永代供養のお寺なら[専照寺](浄土真宗 本願寺派)563

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