それでは「讃仏偈」の原文と意訳の続きです。

 

「原文」

 

 

令我作仏　　国土第一　　其衆奇妙　　道場超絶

国如泥洹　　而無等双　　我当哀愍　　度脱一切

 

十方来生　　心悦清浄　　已到我国　　快楽安穏

幸仏信明　　是我真証　　発願於彼　　力精所欲

 

 

「意訳」

 

 

私を仏にしていただけるならば

その国土はどのみ仏の国よりも勝すぐれ、

その人々は素晴らしく

仏道の場を冠絶したものにしましょう。

 

国は最高のさとりにふさわしく、

比類いなきものとなるでしょう。

私は当に一切衆生を哀れんで、

苦しみから抜け出させましょう。

 

十方の世界からここに来り生まれる者は、

心は悦こび、清浄になるでしょう。

私の国に来れば

楽しく安らかになるでしょう。

 

幸願わくはみ仏よ、証明したまえ、

あなたこそ私の証人であります。

私はここに願いを立て、

目標に向かって努力します。　

 

次回で「讃仏偈」は終わりになります。

 

 

 

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