専照寺だより

麦秋至

本日6月2日は二十四節気で「小満(しょうまん)」。七十二候では「麦秋至(むぎのときいたる)」の頃です。

「小満」とは植物や虫、鳥など、あらゆる生命が成長し、満ち溢れると言う意味です。

稲は田植えの時期ですが、寒い時期に植え付けられた麦にとっては収穫の時期にあたります。「麦秋至」に季節違いの「秋」の字が使われているのは、秋は稲や粟、稗など多数の穀物や果物の収穫時期になりますので、その重要な時期として「秋」の字を「とき」と読みます。収穫に限らず、「危急存亡の秋(とき)」という様な熟語においても「とき」の読みが用いられることもあります。

そんな収穫時期の麦ですが、田んぼに植えられる稲とは違って、麦が畑に実っている印象と言うのはなかなか希薄です。しかし、パンやうどん、スパゲッティ……食の面で麦は私たちを支えてくれています。改めて日頃の感謝を込めていただきましょう。

 

 

 

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