専照寺だより

頂戴

“頂戴”という言葉は、さまざまな場面で用いられます。「結構なお品を頂戴いたしました」「もう十分頂戴しました」などと“もらうこと”や“食べること”をへりくだっていうときに使ったり、子どもが何かを催促して「○○頂戴」などということもあります。

「頂戴」は本来、貰ったものなどをうやうやしく頭上にいただくことをいいます。

たとえば、卒業証書や賞状等を頭の位置より上に捧げていただくこともこれに当たります。

この「頂戴」は、仏の教えや経典を頭の頂にのせていただく仏教の作法に通じるものです。仏教で仏を礼拝する作法に「頂礼(ちょうらい)」がありますが、これは五体投地礼ともいい、頭頂(前額)を地面につけ、手のひらを上向きにしていただきます。

「頂戴」はこの「頂礼」に類する言葉です。

日常で使う言葉の中には、“頂戴”のように仏教に通じる言葉が多くあります。意味を知ると、いかに仏教が日常に溶け込むほど密接にあり、長い歴史を作ってきたかということが窺えますね。

 

 

 

 

 

 

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