専照寺だより

アラームの時間

「午前7時3分。私と父とがつながる時間・・・。」

数年前のこの時刻に、往生の素懐を遂げました。お仏壇に置いている腕時計は亡父のもので、父の遺品として長男の私が受け取りました。毎日決まった時刻午前7時3分にアラームが鳴ります。

元々私が景品で当てた腕時計で、父が「良い時計だから俺が使おう。」と大事に使用していたものでした。

何十年と動いている為か、アラームが鳴るのは数秒間のみ・・・そのほんの数秒こそが私と亡父とが繋がる大事な時間なのです。アラームが鳴ったら「おはよう、元気?今日は子供達がこんな遊びをするみたい。今日も1日見たってな。」と挨拶や日常であった些細な事を話しかける、それが私にとっての心の拠りどころとなっています。電池がなくなると、電池交換に行き、古い腕時計なので故障して修理するのに数万円かかったことがありますが、大切な大切な父との時間を繋げてくれる時計です・・・背に腹はかえられません。

いずれ壊れる時が来ると思いますが、もしその時が来たとしても、同じ時刻にお仏壇に手を合わせ話しかけるでしょうが。南無阿弥陀仏・・・・・。

 

 

 

 

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