専照寺だより

稚児行列

先月、実家の本堂落慶法要(お祝い)に家族で帰省しました。午前中から正装し、子供達は稚児の衣装を着て雅楽を先頭に歩く稚児行列に参加しました。

そもそも稚児とはどういう意味かというと、幼児や6歳くらいまでの子供のことを指します。

仏教寺院の稚児は、女人禁制のお寺で僧侶達に仕える存在でした。はじまりは、仏教が隆盛した奈良時代の頃、貴族や有力者の子供達が躾と教育のために寺院へ預けられていたそうです。さらに一般家庭の子供も稚児として預けられるようになりますが、こちらの稚児達が僧侶達の身の回りの世話を行いました。こうした稚児達は成人しても多くは僧侶になることもなく還俗(げんぞく)したそうです。この寺院における稚児としては、鞍馬寺に預けられた後の源義経こと牛若丸が有名でしょう。そのほかにも、説話集などの古典などから、一般的にも稚児というとお寺にあずけられた子供達をまず連想する方は多いかもしれません。 現代的な意味においては、稚児は稚児行列などのお祭りに参加する子供達のことを指すようになっています。

稚児行列に歩く子供達を見ていると、とても可愛らしく、保護者の方が次々と写真におさめたい気持ちがよくわかりましたね。(笑)

 

 

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