専照寺だより

塩の日

本日1月11日は、「塩の日」です。永禄10年(1567年)、武田信玄の領民が今川氏によって塩を絶たれました。交戦中の上杉謙信が、そのことを知ると、宿敵である信玄を攻める最大のチャンスであったにも関わらず、武田方の領民の苦しみを見過ごすことが出来ないとしてあえて戦わず、塩を送りました。越後から送った塩が、信玄の領地、松本藩領へ到着したのが1月11日だそうです。この塩を送った出来事は、「敵の弱みにつけこまず、逆にその苦境から救う」という意味の言葉「敵に塩を送る」の由来となりました。謙信がライバルの信玄の窮地を救った美談は、史実かどうかの裏付けがないため、後の創作とも言われており、ビジネスに長けていた謙信が、信玄の困窮をビジネスチャンスととらえて動いたという説もあるそうです。

現在の長野県松本市では、1月11日に塩が届いたことを記念して塩市が開かれるようになりました。いつからか「塩市」から「あめ市」となり、全国あめ博覧会・即売会を中心とする行事の中、塩取り合戦などもあり、塩市の名残を残したまま現在も行われているとのこと。塩は生きる上でなくてはならないものであるからこそ、ここまで大切にされてきたのでしょう。真偽はもはや定かではありませんが、450年前、謙信はどのように考えていたのか・・・興味が尽きないからこそ、たくさんの逸話が生まれ続けるのでしょうね。

 

 

 

 

 

専照寺では、すべての納骨所において宗派問わず、永代供養しております。

費用は永代使用冥加金として

屋上納骨所 140 万円、普通型 130 万円、

中型 70 万~80 万円、小型 30 万~40 万円、永代棚  20 万円、

維持・管理費不要、見学随時受付中!!

兵庫県神戸市北区でお墓・納骨堂・永代供養のお寺なら[専照寺](浄土真宗 本願寺派)418

ページトップ