専照寺だより

マフラー

ふと気付くと12月。少し前に秋が来たと思ったらもう年の瀬です。時間の経過の速さに驚くと共に、急な冷え込みで衣替えも急ピッチです。

専照寺にお参りに来られる方々もマフラーや手袋をされているのをちらほら見かけます。

浄土真宗の宗祖親鸞聖人もマフラーをなさっていました。

現代的に言えば「マフラー」ですが、当時は「襟巻(えりまき)」「帽子(もうす)」等と呼んでいたそうです。親鸞聖人のご木像や、専照寺境内の聖人の銅像はその襟巻を巻いたお姿で立っていらっしゃいます。

親鸞聖人ご在世の頃の冬は今よりももっと寒かったでしょう。また現在私たちが使っているエアコン、ヒーターといったような便利な暖房器具もありませんでしたので、聖人のご苦労が偲ばれます。

身体が冷えると免疫力が低下して風邪を引きやすくなるそうです。外出が多くなる年末年始、防寒対策をしっかりしてご自愛下さいませ。

 

 

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