いろは歌
いろは歌といえば、「いろはにほへと」から始まり、全ての仮名が重複せず作られており、かつて子どもたちが文字を覚えるために使われた歌です。現在使われている「50音順」が「あいうえお」の母音を基準として5音ずつの括りとなっているものとは違い、「いろは歌」は七五調のリズムであり、全体が一遍の詩となっています。その内容は、『世の中すべて移り変わるのが原則だから、物に執着する迷いを捨てて生きよ』と教える【涅槃経】の四句を和訳した仏教的人生訓であるとした説があります。
いろはにほへと ちりぬるを:「色は匂へど 散りぬるを」 ・・・諸行無常
わかよたれそ つねならむ:「我が世誰ぞ 常ならむ」 ・・・是生滅法
うゐのおくやま けふこえて:「有為の奥山 今日越えて」・・・生滅滅已
あさきゆめみし ゑひもせす:「浅き夢見じ 酔ひもせず」 ・・・寂滅為楽
その他の説もあり、意味の解釈については、人により多岐にわたるとの事。調べてみると面白いかもしれませんね。仏教思想を取り入れた言葉あそび・・・日本人の豊かな感性を短い文字に込め表現する心、趣があり非常に素晴らしいですね。
<第178問> 報恩講や年忌法要などの仏事の時、前卓にかけるものは?
①風呂敷 ②打敷 ③座布団
答えは次回
<第177問の答え> ①家族でいただく
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