霜月
11月は別名「霜月(しもつき)」といい、「霜が降る月」ということから名付けられた説が有力ですが、現代は9月から11月までは“秋”とされていますので、霜が降るには時期尚早といった感じが致します。
「霜月」と名付けられた旧暦では、10月~12月を“冬”としていたそうで、新暦と旧暦とは日付を決める定義の違いからこのような時節のズレが生じるとのこと。
旧暦でいう11月は、現代の11月下旬から1月上旬に相当し、旧暦11月は「冬の真ん中」の月であったことから「仲冬」という別名もあります。
また「霜月」を「そうげつ」と読み、「霜と月の光」「霜が降りた夜の澄み渡った空に輝く月」を表すこともあるそうです。霜と月・・・冬の夜の風情を感じさせる言葉ですね。他にも「雪待月(ゆきまちつき)」「雪見月(ゆきみつき)」「盛冬(せいとう)」「広寒月(こうかんつき)」など冬の到来を表しているものが多いようです。
11月・・・冬はすぐそこまで迫っています。
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