専照寺だより

卒塔婆

もうすぐお盆。お墓参りの時期ですね。この時期に墓地や霊園に参るとお供えのお花が多く目に鮮やかで、たくさんの方がお参りされている様子に大変有難く思います。

公共の霊園などでは卒塔婆が建てられたお墓がたくさんあります。浄土真宗では用いませんが他宗派では一般的なものであり、馴染みのある方もいらっしゃると思います。

卒塔婆はインドの「ストゥーパ」が語源と言われております。ストゥーパとは仏舎利塔、つまりお釈迦さまの遺骨が納められたお墓です。インドをはじめ仏教が伝わったアジア地域にたくさんあり、形も様々です。日本においても各地の三重の塔、五重の塔などがそれにあたります。そんなストゥーパを模して小型化したものが卒塔婆で、供養の形として日本で広まったのですね。卒塔婆は、年忌法要などのお仏事の際に故人さまへの追善供養として建てられることが一般的です。

浄土真宗では即得往生と説き、故人さまはご命日のその日に成仏されておられます。仏事の目的は供養ではなく仏恩報謝でありますから、卒塔婆は用いないということです。

真宗では使わなくとも卒塔婆は大切なものです。もし触れる機会があれば丁重に扱ってくださいね。

 

 

 

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