専照寺だより

呂律

年末年始、一年の締めくくりと、新しい一年の始まりという節目の時期ということで、何かとお酒を飲む機会が増える時期かもしれませんね。

お酒を飲みすぎると呂律が回らなくなることがありますが、この“呂律”という言葉は仏教に由来しています。

仏教でお経に節をつけて唱えることを、声明(しょうみょう)といいます。声明には、呂(りょ)旋法、律(りつ)旋法、中曲の三種類の音階があり、そこから、呂律は声明の調子、音の調子、旋律という意味になりました。声明は日本音楽に大きな影響を与えており、平家琵琶や浄瑠璃、各地の音頭、盆踊り、演歌など、様々な日本音楽に影響を与えたと言われています。呂律は、“りょりつ”から“ろれつ”に変化し、言葉の調子という意味になったようです。

お酒は適量ですと気持ちが緩みリラックスした状態の“ほろ酔い気分”、いわゆる“良いお酒”となりますが、飲み過ぎると大脳のマヒが進み、話をしていて同じことを繰り返す、“呂律が回らない”状態になります。

酩酊することなく、“良いお酒”にしたいものですね。

 

 

 

 

 

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