三毒とは、仏教において克服すべきものとされる最も根本的な三つの煩悩であり、貪・瞋・痴（とん・じん・ち）を指し、煩悩を毒に例えたものです。

貪(とん)は、欲深く物を欲しがったり、際限なく欲しがるむさぼりの心を指し、 瞋(しん)は、自己中心的な心で、怒ったり、腹を立てたりする怒りの心、痴(ち)は、全てのことを自分の思い通りにしたいなど、道理をわきまえない愚かな心を指しています。

これらは私達人間の心の中にあり、人の持つ善の心を最も害する最大の敵でもあります。

そしてこの三毒によって害を受けるのは、何よりもそれを起こしている本人です。

毒に侵された人は、周りの人と同じものを見ていても、地獄の光景に映ってしまうのでしょう。

人と比べてばかりいませんか？自分本位になっていませんか？歪んだものの見方をしていませんか？

自分自身をコントロール出来るのは、また自分自身しかいないのです。

＜第１４１問＞　浄土真宗をひらいた方は？

①法然聖人　　②蓮如上人　　③親鸞聖人

             　　　　　　   答えは次回　

＜第１４０問の答え＞　③龍谷

専照寺では、すべての納骨所において宗派問わず、永代供養しております。

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