専照寺だより

立ち往生

普段の生活で当たり前に使われる言葉の中にも、仏教由来のものが意外と沢山あります。例えば先日の大雪で高速道路が何日も止まってしまった時の「立ち往生」。

滞った、苦労したといったニュアンスで使われる事も多いこの「往生」という言葉ですが、「生まれ往く」と書くように、本来は私たちがその命終えた時、仏さまのお浄土へ参らせて頂くことを意味する言葉です。しかしながら「弁慶の立ち往生」の説話にて、武蔵坊弁慶が戦いの末に立ったまま息絶えた(往生した)事が有名になり、転じて「立ったまま動か(け)なくなる」といった意味で広く定着したのですね。

長く使われる内に違う意味が生まれた言葉というものは多くあるものです。ただ、本来の意味を知っておく事で必要な時に正しい使い分けができ、後の御信心につながることもあるのかもしれませんね。

 

 

 

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