専照寺だより

美徳

「我慢」というのは、多くの場面で美徳として認識されているように思います。

しかし、本来「慢」は良い意味ではなく、仏教では七つの「慢」として戒めています。

自慢・高慢・慢心といえば、「慢」が否定的なイメージであることが分かるように、我慢は七つの「慢」の1つとして戒めるものとされているのです。

我慢が美徳となり得るように感じるのは、おそらくこの言葉の持つ「耐える」という意味なのでしょう。

自分の欲求を耐えしのぐ為にするものを「我慢」と言い、何かの大義を成し遂げるために耐えしのぐことを「忍耐」と言います。

美徳と考えるのであれば、明らかに後者の「忍耐」が妥当のように感じますね。

同じ「耐える」なら、仕方なく耐えるより目的に変えて耐える方が、感じる辛さも軽減され、人生がより豊かなものになっていくのでしょうね。

 

 

 

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